北ア常念山脈(長野) 蝶ヶ岳(2677m) 2018年8月31日日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 2:09 三股駐車場−−2:20 林道終点−−2:29 吊橋−−2:38 力水−−2:46 ゴジラの木−−3:34 まめうち平−−4:09 蝶沢−−5:17 大滝山分岐−−(防寒着借用)−−5:31 蝶ヶ岳 5:50−−6:33 蝶沢−−6:56 まめうち平−−7:22 ゴジラの木−−7:26 力水−−7:31 吊橋−−7:38 林道終点(水浴び) 7:43−−7:51 三股駐車場

場所長野県安曇野市
年月日2018年8月31日 日帰り
天候晴時々ガス、南西の強風
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場昨年は不通だった林道の補修工事が終わり、今年はゲート手前の駐車場まで入れる
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望
GPSトラックログ
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コメント前線が南下して天候が回復するらしいが本格的な回復には至らず、稜線上はガスで展望が期待できない可能性が高かったが、体力維持のため蝶ヶ岳へ。下界は晴、山頂直下までガスだったが、山頂到着時は長時間ガスが切れるようになり展望が開けたが、槍〜穂高の稜線はガスの中。背の高い雲海&安曇野側からガスが上がってきて東から南は展望無し。「てんくら」の予報通り強風で風速10mは確実に超えて風のピークでは体を斜めにして歩き、カメラを構える手も強風でブレるほど。南寄りの風で気温は+8℃と高めだったが風が強くて体感温度は低く、短時間で山頂を後にした。


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三股駐車場ゲート 林道終点の登山指導所
吊橋 力水。前日の雨で水量多すぎ
ゴジラの木 所々でガスに突入
まめうち平 蝶沢。過去最高の水量
やっぱ稜線はガスらしい 大滝山分岐もガス。風が出てきて防寒着着用
テント場は皆無。ここから強風に吹かれる。寒い!
穂高、槍ヶ岳は雲の中。あちらも強風だろう
山頂には数人。すぐに下ってきた 蝶ヶ岳山頂
南を見ているが雲で山は見えない 蝶ヶ岳から見た野口五郎岳
テント場から北を見ている。安曇野からガスが上がる テント場から安曇野側を見ている
ホシガラスの食事跡 蝶沢。橋が欲しいくらいの増水
山頂にいた時よりもガスが薄れてきたようだ まめうち平
ゴジラの木 力水
吊橋 三股
三股手前の沢。かなり増えてる 林道終点
林道を流れる水も多い 三股駐車場。まだ空きあり
オヤマリンドウ。たくさんあり ミヤマトリカブト。今が盛り
ミヤマアキノキリンソウ。もうおしまい ハクサンフウロ。もうおしまい
カニコウモリ。もうおしまい たぶんゴマナ
ソバナ。もうおしまい キオンもおしまい
ヤマハッカもおしまい タマガワホトトギス
たぶんハナチダケサシ サラシナショウマ、オオバショウマ、イヌショウマのどれか
キツリフネ ツリフネソウ。ほぼおしまい


・しばらく前線が停滞して雨が続いたが、土曜日はやっと南下して山の天気が回復しそうなので出かけることに。ただし「てんくら」の予報は北アはどこも10mを越える強風で予報は「C」。風だけならいいが、稜線に雲がかかるようだと展望皆無で残念なので、それを踏まえて蝶ヶ岳へ。ここなら山頂直下まで西寄りの風がブロックされるし、もし雨で展望が無くても我慢できる程度の労力で済む。

・予報では早朝よりも午前中の方が天気が期待できそうだが、大気の状態が不安定で午後から雨の予報。考えた結果、いつものように山頂で日の出を迎えるようなスケジュールで歩くことにした。結果的には失敗で、私が下山した後に展望が良くなったらしい。

・金曜夜の三股駐車場はガラガラで車は数台。そりゃそうだ、今日までずっと雨だったから。でも今夜から駐車場は賑わうかな。予想通り夜半からどんどん車が入ってきた。夜早い時刻は強い雨が降っていたが、夜中2時には頭上は満天の星空。

・これまでの長雨で登山道はあちこちで水が流れていた。おそらく過去経験した中で最も水が多かったと思う。力水の横の沢も増水して登山道に流れ込んでいたし、蝶沢も大量の水が流れ、うまく飛び石を選ばないと靴が浸水しそうな勢いだった。こんなのは初めて。

・蝶沢付近ではまだ晴れていたが、高度が上がると頭上の星が見えなくなりガスがかかっていることが判明。どうやら山頂付近のみガスが流れているらしい。予報通り風も強くなってきたが、山で風がブロックされてこの状態では、稜線は結構な強風だろう。体感温度がかなり下がりそうなので、まだ風避範囲内の大滝山分岐付近で防寒装備着用。

・山頂直下のハイマツ帯に出ると風とガスが吹き抜け、かなり寒い。でも温度計は+8℃で高めと言っていい。風が無ければ結構いい温度。

・さすがにテント場は皆無。日の出の時刻だがヒュッテから外に出ているのは数人程度。まあ、あの駐車場の状況だとこんなもんだろう。残念ながら東の空は背の高い雲海と沸き上がったガスで日の出は見えなかった。

・稜線に出ると南西からの風がかなり強く、ピークでは体を風上に傾けて歩くほど。耐風姿勢まではいかないが、風に長時間体を晒したくない状況。風に乗って穂高方面から時々ガスが上がってくるが、その頻度は急激に低下して西側の視界は開けた。しかし穂高、槍の稜線は雲が絡んでいた。あちらも強風だろう。大天井岳は良く見えているが、常念岳は安曇野側から上がってくるガスから出たり引っ込んだり。東及び南は雲で展望皆無なので、志賀高原、八ヶ岳、南ア、中ア等は見えなかった。

・蝶ヶ岳山頂には数人いたが、あまりの寒さにすぐに退散した。今日は展望も良くないし、この体感温度では山頂に長時間滞在するのは困難なのですぐにテント場まで下がり、風を避けて軽い食事をして下山開始。

・今日は土曜日なので下りでは多数の登山者とすれ違った。最初の方は私と同じような格好の、いかにも日帰り登山者。下がっていくと大ザックの登山者が混じるようになる。さて、雨に降られないで済むかな?

・今回は林道終点で水浴び。いつもならちょろちょろ程度の沢が勢いよく流れていたので。林道上を流れる水も多かった。

・三股駐車場に戻ると、駐車場は僅かに空きがあったが満車に近かった。さすがに週末だ。

 

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